【新入社員・初心者必見】革靴の扱い方NG5選

革靴

今回は新入社員さんや革靴に知識があまりない方へ向けてついやってしまいがちな革靴のNGな取り扱い方とその改善方法を発信していきますので最後までどうぞお付き合いください。

それでは細かいことは省いてサクサクいきます!

NGその①連続着用

ハイッ、ドキッとしたそこのあなた。

毎日連続着用で履くのはやめましょう!

理由

連続着用によるNG理由は主に以下です。

①インソールの不衛生による足の健康被害

その理由は足の裏から出る汗が抜けきらない状態で翌日履くことによる為です。


恐らく多くのビジネスマンは仕事をするうえで革靴の着用時間が長いと思います。


フィットした革靴を履いている場合、まる1日履いていると足の裏から出る汗の量は約コップ1杯分(200ml程度)と言われています。

これが完全に抜けきるには環境にもよりますが48時間以上だとか・・・

毎日連続着用しているということは当然靴の中は・・・

夏場なんか特に強烈な臭いを発生させてしまっているビジネスマンの方よくいますよね。
せっかく家族や恋人の為にあくせく働いてきたのに、帰宅したら「あなた足くっさっ!!」なんて言われる始末・・・

当然カビも発生しますから不衛生で足に良いわけがないんです。
足は第二の心臓とも言われているぐらいですからね。

②アッパー(甲革)への負荷

まぁ当然といえば当然なんですが、指の付根の箇所がグニョンと曲がるのでその負荷が毎日かかることによってクラック(ひび割れ)が入りやすくなります

一度クラックが発生した箇所は修復不可能です。なんてったって”裂けてる“わけですから。

改善案

最低でも3足以上をローテーションしましょう!

1足しか持ってないという方は早急にあと2足買いましょう!
安くてもいーからとにかく数です!

1日履いたら最低でも1日は休ませてあげましょう!

出張がある?もう1足レジのビニール袋にでも入れて持っていきなはれっ!

NGその②靴ベラを使わない

よくいますね。こうやって履く方。

すぐやめましょう!

理由

靴ベラを使わずにそのまま履くとカカトが潰れてしまいます

革靴のカカトにはヒールカウンター(月型芯)という芯が入っていてカカト部の形状を保ち、履いたあとも型崩れを防ぐとともに足が脱げないようになっています。

これを潰すとまぁ元に戻りません

指で履く方法も革に余計な負荷を掛けて伸ばしてしまい、同じく型崩れを招きます。

改善案

はい、靴ベラ使いましょう

ただし、営業マンの方なんかは出先で脱ぎ履きすることもあると思います。そんな時はポケットに入る程度の小さい靴ベラを持ち歩いておくと便利です。


DAISOさんでもありましたし、なんなら私はこのDAISOさんの靴ベラ持ち歩いて使ってます。

NGその③つま先トントン

これまた革靴を履いた直後によく見られる光景です。

この行為はなんの意味もないどころが逆に靴にも足にもよくないです。

理由

革靴に限らず靴はカカトに合わせて履きます

その後靴紐をキュッと締め上げる。

カカトに合わせてフィットさせることで歩行時に靴がカカトから離れずしっかり付いてくることで足の運び方がスムーズになります。

つま先トントンはそのフィット感を無くしてしまううえに、革靴のつま先を物理的にダメージ与えているだけです。

改善案

つま先トントンはやめましょう(笑)

NGその④靴紐を解かずに脱ぎ履き

あ〜、いますねいますね!

理由

そもそも履く時に靴紐を解かずして履けているということはフィットされていないということなので歩行時にカカトが付いてきていないと考えられます。

フィットできている状態と比較すると疲れ方は当然大きいと思います。

また、脱ぎ履きする際に履き口に余計な負荷を与えてしまい、型崩れの原因につながります。

改善案

脱ぎ履きのたびにヒモは緩めましょう。具体的には上から3つ目の鳩目までは緩めたほうがいいです。

NGその⑤カカトを擦り合わせて脱ぐ

いますねいますね!これもダメですよ!

理由

これまたつま先トントン同様、物理的にカカトの内側部分にダメージを与えているだけです。
まぁ急いでいる時なんかは気持ちがわからなくもないですが。

改善案

靴紐を緩め、手でカカトを掴んで(あるいは抑えて)脱ぎましょう

まとめ

以上NG5選でした。

振り返ってみてどうでしょうか?

意外と普段やってしまっているような行為はありませんでしたか?

1つも当てはまらなかったあなたは超優秀!!

というか革靴好きでしょ(笑)

プライベートにしろ仕事にしろ大事なパートナーである革靴、是非大切に扱っていただき革靴ライフを楽しみましょう!

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